雹による被害および対策についてあまり関心を持たずにいましたが、海外では野球ボール大の雹により毎年のように甚大な被害が出ていることを知りました。損保会社によれば自然災害の50%は雹被害であるとのこと。その被害は、自動車・航空機・家屋・農業など広範囲に及びますが、長年開発を行った自動車用カバーや航空機用カバーと組み合わせれば、被害を防止できると考えて、衝撃緩衝材の開発に着手しました。地震や風水害などは人間の力では防ぎようもない自然災害ですが、雹だけは屋根を付けたり、衝撃緩衝材を被せれば防げる自然災害です。衝撃緩衝材の基準は300N(30kg)であることを掴みました。降ってきた雹1粒の衝撃力を300N以下に落とせれば、自動車の車体が凹まないことが分かりました。WazaCoverでは、極力薄く、軽い素材で、最高のパフォーマンスが発揮される衝撃緩衝材の開発に全力で取り組みます。試験協力:東京都立産業技術研究センターhttps://www.iri-tokyo.jp/